服装はコミュニケーションの入り口!

看護師のユニフォームの種類について

top middle bottom
現代のユニフォームは4種類

現代のユニフォームは4種類

長い間、看護師のユニフォームといえばワンピースが当たり前でした。しかし、現在はユニフォームのバリエーションが増え、パンツと組み合わせたツーピースやケーシー、スクラブなど、ワンピース以外のユニフォームを採用する医療機関も増えています。

これまでの定番は「ワンピース」

これまでの定番は「ワンピース」

ワンピースは長い間、看護師のユニフォームの定番でした。ワンピースの印象は形や色によって若干異なりますが、Aラインのシルエットは女性らしく、やわらかくて優しい印象を与えます。一枚で着られるのでパンツスタイルに比べて着やすく、ウエストもカバーするので、下半身に気になる部分がある人や、シルエットにこだわりたい人にもおすすめです。また、ワンピースはお腹を締めつけないので妊娠中も着用しやすいでしょう。今のユニフォームはパンツスタイルが主流ですが、美容クリニックやエステティックサロンでは、女性の患者さんが多いこともあり、やわらかい印象を与えるワンピースを取り入れる傾向があります。

近年の定番は「ツーピース」

近年の定番は「ツーピース」

トップスとパンツのツーピースは今の定番スタイルです。襟付きのトップスはすっきりと見え、誠実な印象を与えるため、取り入れているところも多いようです。ツーピースの大半はパンツスタイルなので、スカートよりも動きやすいでしょう。

きちんとした印象を与える「ケーシー」も人気

きちんとした印象を与える「ケーシー」も人気

ケーシーもツーピースのように上下が分かれています。基本的にはパンツスタイルで、タートルネックのような襟元と半袖が特徴です。肩にボタンがついているシンプルなデザインなので、男性も着やすいでしょう。ケーシーという名は、1960年代にアメリカで放送された医療ドラマの主人公「ベン・ケーシー」に由来しています。

動きやすいのは「スクラブ」

動きやすいのは「スクラブ」

スクラブはもともと手術室などで使用されていた医療用の白衣で、Vネックと半袖が特徴です。英語で「こすり洗い」を意味する「scrub」に由来していますが、その名の通り耐久性があり、洗濯を繰り返してもダメージはほとんどありません。また、薄手の素材なのでTシャツのように着脱もとても簡単です。丈夫で洗濯がしやすいスクラブは、清潔感が重要な医療現場でとても人気があります。
色もグリーンだけでなく、ブルーやピンク、オレンジといったようにバリエーションが豊富なので、職種ごとに分けたり、患者さんの気持ちを落ち着かせる色のスクラブを着たり、といったこともできます。
ただし、サイズ選びには注意が必要です。ほとんどのスクラブは男女兼用サイズですが、サイズが合っていないときれいに見えず、かえってだらしない印象になってしまいます。

看護師の服装について詳しく知りたい人へおすすめの記事