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医療現場に適した服装や身だしなみを心がけよう

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看護師に求められる身だしなみ

看護師に求められる身だしなみ

ここでは看護師が身だしなみを整える理由や、身だしなみの3原則について詳しく説明します。

そもそも「身だしなみ」とは

そもそも「身だしなみ」とは

「第一印象は外見で決まる」といわれるように、他者と信頼関係を築くためには身だしなみを整えることが欠かせません。看護師の場合は、患者さんとの信頼関係を築くだけでなく、安全性やプロフェッショナリズムを示すことにもつながります。そのため、看護師には身だしなみや言葉遣いといった接遇スキルも求められています。

身だしなみを整える理由

身だしなみを整える理由

看護師が身だしなみを整える理由を3つ紹介します。
1つ目は医療従事者として安全性を確保するためです。安全に治療できる環境を提供するためにも、医療現場は清潔に保たなければなりません。そのため、感染予防の観点からも、看護師には清潔感のある服装や身だしなみが求められています。
2つ目は患者さんに安心感を与えるためです。患者さんは治療とはいえ、医師や看護師に自分の体を預けています。ただでさえ不安を抱いているのに、だらしない服装の看護師が担当することになったらもっと心配になってしまうでしょう。看護師が身だしなみを整えることで患者さんに安心感を与えることができ、信頼関係を築きやすくなります。治療がスムーズに進むだけでなく、些細な変化にも気づきやすくなります。
3つ目は職場の雰囲気づくりです。看護師を含むスタッフの見た目は病院全体のイメージに影響するため、全員がきちんとした身だしなみを心がけなければなりません。患者さんを丁寧に扱う看護師がたくさんいれば、さらに病院の評判はよくなります。反対に、対応が行き届いておらず不満を感じるようなら「あの病院には行きたくない」と思うようになるため、病院の評判も悪くなってしまうでしょう。看護師は患者さんやその家族と距離が近い分、身だしなみや接遇には特に気をつけなければなりません。

身だしなみの3原則

身だしなみの3原則

「清潔感」「機能性」「調和」が、看護師が気をつけるべき身だしなみの3原則です。1つずつ詳しく見ていきましょう。
「清潔感」は医療現場において最も重要な要素です。第三者から見て清潔感があるかどうかを常に意識しましょう。特に重視したいのは衛生面です。指先やヘアスタイルが整っているか、細部までしっかり確認してください。
業務をスムーズに進めたいなら「機能性」も重要です。特に患者さんの命を左右するような救急医療の現場では、看護師は機敏に動けなければなりません。
「調和」は、TPO(時間、場所、機会)に従って身だしなみを整えることを指します。看護師としてどのように見えるのかを考え、正しい身だしなみをを意識してください。

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