服装はコミュニケーションの入り口!

看護師にふさわしい服装の選び方

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自分に合ったユニフォームの選び方

自分に合ったユニフォームの選び方

目から入ってくる情報がネガティブだと相手にあまりよい印象を与えません。ここでは、相手に好印象を与え、かつ着ている人にも配慮したユニフォームとはどのようなものなのかを具体的にお伝えします。

メラビアンの法則

メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが1971年に提唱した心理学上の法則で、コミュニケーションにおいて言語情報、聴覚情報、視覚情報がそれぞれ異なるウェイトで影響を与えるというものです。
言葉の内容や声のトーンがポジティブであっても、表情やジェスチャー、服装など視覚的な情報がネガティブであれば、メッセージそのものがネガティブなものだと誤解される可能性があります。そのため、患者さんと接する時は言葉だけでなく服装や身だしなみにも気を配らなければなりません。

不快感を与えないために

不快感を与えないために

相手に不快感を与えないために一番注意したいのは臭いです。汗や臭い対策も考えておかなければなりません。例えば、吸湿速乾は、汗による汚れや臭いを防ぐために重要な機能です。汗や湿気を素早く吸収してさらりとした肌触りのユニフォームなら、動きやすさと疲労感の軽減が図れるでしょう。
また、看護師は患者さんに直接触れる機会がありますが、汗をかいていると衛生面にも不安が残ります。しかし、汗や湿気を素早く吸収し、通気性がよくさらりとした素材のユニフォームなら汗による汚れや臭いの悩みがなくなるでしょう。看護師のユニフォームの多くはポリエステル100%で作られていますが、天然素材であるキュプラを使用したものは水分や湿気を効果的に吸収し、高い通気性を持っています。肌触りもよく接触冷却機能も備えているため、業務に集中できるようになります。

機能性を重視するならポケットの数も大事

機能性を重視するならポケットの数も大事

機能性を重視するなら、ポケットが多いものを選びましょう。看護師はペンやメモ帳、ハサミ、ペンライトなど、多くのアイテムを持ち歩いています。ポケットやループがあれば持ち運びやすく、大事なものをなくすリスクも回避できます。例えば、PHS専用の胸ポケットが設けられているものや、内部への滑り落ちを防ぐために伸縮性のある生地が使用されているものなどいろいろあります。環境に応じた機能を備えたユニフォームを選ぶといいでしょう。

やる気を引き出すデザイン

やる気を引き出すデザイン

おしゃれなデザインのユニフォームは多忙な看護師のやる気を引き出す効果があります。袖を通した時にワクワクできるような、魅力的なデザインのものを着ましょう。

環境に適した色を選ぶ

環境に適した色を選ぶ

看護師が院内を移動する様子は、診療所の風景の一部として捉えることができます。そのため、環境に調和した色合いのユニフォームを選ぶといいでしょう。最近ではネイビーが人気ですが、全員がダークな色合いのユニフォームを着てしまうと雰囲気が暗くなってしまうので気をつけてください。

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